深い青緑色もあざやかな「焼津の鯖」
塩さば
焼津の鯖の主な漁場は、駿河湾河口の相の瀬や小台場など、いずれも焼津から数時間の近距離にあります。そこで獲れるものは、深い青緑色の地に「く」の字の鯖紋もあざやかな瀬付きの鯖。身がしまって脂ののったそれらの新鮮な鯖を、「塩鯖」「鯖フィレー」「しめ鯖」などに手早く加工し、おいしく仕上げたのが焼津の鯖なのです。
高級な大型魚を原料に使用。
塩さばの原料は、最も高価な秋さばや寒さばなどの中から、とくに大型魚を選んで使用。主な用途は関西の押しずしが有名で、品質に厳しい京都・大阪の老舗料理店で高い評価を得ています。また最近では、塩焼やフライなどのお惣菜にも利用されています。
塩さばの製造過程
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1原料魚
国内の近海でとれた鮮度、形の良いマサバを仕入れます。
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2解凍
新鮮な状態のマサバをほど良く解凍します。
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3えら・内臓除去
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4背開き
新鮮な状態を保つため、手早く加工処理します。
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5水洗い
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6ふり塩
秘伝の塩を使用し、工夫した塩振りで独自の色、艶、風味を出します。
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7箱詰
形の良い塩さばを傷つけないように、サイズ別に並べます。
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8凍結
箱詰された製品の品質を保つため、凍結します。
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9出荷